「株式市場」とは何か 分かりやすく説明

株式市場」とは、簡単に言えば、企業が資金を調達する金融市場のこと。株式株券)を介して、資金の調達等が行われる。

企業は、株式を発行して、株式市場に上場(じょうじょう)させることによって、多くの投資家から資金を調達することができる。

上場とは、簡単に言えば市場で自分の株式を売買の対象にすることといえる。どんな企業の株式でも上場できるというわけではなく、ある程度の条件を満たす必要がある。

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株式には返済義務がない

株式の大きな特徴としては、返済義務がないということが挙げられる。

つまり、普通にお金を借りたら、「○○までに返済してください」というような「返済日(債券における償還日)」があるのが普通だが、株式にはそれがないのである。

そのため、株式で調達した資金は企業の資本(株主資本)として扱うことができる。株式を発行して調達した資本が「自己資本」と呼ばれるのはそのためだ。