日本の神話において、神様を数えるときは「人」ではなく、「柱」という数詞を使う。
例えば、「3人の神様」を指す場合には、正式には「三柱の神様」という具合である。
数詞としての「柱」の読み方
数詞としての「柱」は、そのまま「はしら」と読む。
例えば、「三柱の神様」は、「三はしらの神様」である。「三ちゅうの神様」ではない。
「柱」の古い用例は古事記にも見られるそうだ。
日本にいる神様の数は?
日本には「八百万の神」がいるとされているが、古事記には321柱の神様がみられるという。
ただ、この数は確定的なものではなく、見方によっては変わることもあるそうだ。
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参考資料:
・三橋健、白山芳太郎編著、『日本神さま事典』、大法輪閣、平成28年12月10日