Python で、秒単位のデータを日付データに変更するには、datetime.datetime.fromtimestamp() 関数を使う。
例えば os.path.getmtime() 関数で得られる更新日時のデータは、秒でカウントされたデータなので、そのままでは普通に使えるものではない。
そこで、その秒データを日付データに直して私たちに分かる形で表示する必要がある。
その際に datetime.datetime.fromtimestamp() 関数を使うわけである。
datetime.datetime.fromtimestamp() 関数の書式と使用例
datetime.datetime.fromtimestamp() 関数の書式は以下の通り。
datetime.datetime.fromtimestamp(秒データ)
この関数は、datetime モジュールに含まれるので、datetime モジュールをあらかじめインポートしておく必要がある。
datetime.datetime.fromtimestamp() 関数の使用例を挙げよう。
import os import datetime datetime.datetime.fromtimestamp(os.getmtime('example.jpg'))
この使用例では、example.jpg の更新日時を os.getmtime() 関数で取得し、これを datetime.datetime.fromtimestamp() 関数で日付データに変更している。
datetime.datetime.fromtimestamp() 関数で得られる日付データは、例えば以下のようなものとなる。
datetime.datetime(2019, 12, 31, 12, 35, 40)
得られる日付データの読み方は、以下の通り。
datetime.datetime(年, 月, 日, 時, 分, 秒)
つまり、上記の例の場合、得られた日付データは「2019年12月31日12時35分40秒」ということになる。