Python で、datetime.datetime.fromtimestamp() 関数などを使って取得した日付データは、そのままでは文字列として使うことができない。
そこで、日付データを文字列に変換するということが必要になる。
Python で日付データを文字列に変換するには、strftime() 関数を使う。
この関数を使うことにより、日付データを文字列として扱うことが可能となる。
strftime() 関数の書式と使用例
それでは、strftime() 関数の書式と使用例を見ていこう。
まず、strftime() 関数の書式は以下の通りとなっている。
日付データ.strftime(形式)
ここで、strftime() の引数である形式を指定するには、様々な記号を用いることができる。
使用できる記号の例をいくつか挙げておく。
%Y 西暦年(4桁)
%y 西暦年(下2桁)
%m 月(2桁、1桁の場合は 0 が前に付く)
%d 日(2桁、1桁の場合は 0 が前に付く)
例えば、西暦4桁、月2桁、日2桁で、「20190101」(「2019年1月1日」を意味する)といった表示にしたい場合、形式には%Y%m%dを指定する。
strftime(%Y%m%d)
のような感じだ。
なお、strftime() 関数は、datetime モジュールに含まれるので、このモジュールをあらかじめインポートしておく必要がある。
それでは、strftime() 関数の使用例を挙げておこう。
import os import shutil import datetime exampletime = os.path.getmtime('example.jpg') datedata = datetime.datetime.fromtimestamp(exampletime) datemoji = datedata.strftime('%Y%m%d') print('datemoji')
このコード例では、example.jpg というファイルの更新日時を取得し、それを日付データへ変換した後、その日付データを文字列に変換し、表示している。