ドイツ語の also は、「それでは」、「つまり」、「したがって」などを意味する語だ。
ニーチェの作品に『ツァラトゥストラはかく語りき』という有名なものがあるが、この本の原題は Also sprach Zarathustra であり、最初にこの also が使われている。このタイトルの中の also が、邦題の「かく」に当たるわけだ(なお、邦題にはいろいろなバリエーションがある)。
ちなみに、also の発音はカタカナで書くと「アルゾ」に近い。
also 「それでは」の使い方と例文
Also(それでは)、「それでは」、「つまり」を意味する also の使い方を例文と共に見てみよう。
Du hast es also gewusst.
それでは、君はそれを知っていたということか。
それでは、君はそれを知っていたということか。
この例文で gewusst は、wissen の過去分詞形である。
also 「したがって」の使い方と例文
「したがって」や「それゆれ」、「だから」を意味する also の使い方を例文と共に紹介しよう。
Ich denke, also bin ich.
我思う、故に我あり。
我思う、故に我あり。
言わずと知れた、デカルトの名言のドイツ語訳である。