スペイン語で「はい(yes)」と「いいえ(no)」はどのように言うのでしょうか。
相手から何かを尋ねられた時に、同意するのか、それとも断るのか、ちゃんと意思表示できるようにしたいですね。
スペイン語の「はい」は Sí 意味と発音について
スペイン語で、同意・賛同の意志を示す「はい(英語のYes)」にあたる言葉は、Sí です。
「シ」と発音します。
ただ、厳密にいえば、発音は、日本語の「シ」ではなく、舌の先を上の歯の歯茎に近づけて、歯茎と舌先の間から発音するような感じです。「さ」を発音する際の舌と歯の位置をそのままに「い」を発音するように言えばよいでしょう。
Sí の使い方
Sí は、例えば以下のように使います。
¿Es usted japonés?
あなたは日本人ですか?
Sí, soy japonés.
はい。
このように、相手が言っていることが正しい場合や、相手に賛同する場合などに、 Sí と返事します。
Sí を書くときの注意点 アクセントについて
綴りでは、Sí の i にアクセント記号がつきます。
アクセント記号をつけないと「si」となり、これは英語の「if」にあたる「もし~なら」という意味になるので注意してください。
なお、上記の例文で、es と soy は、もともとは ser という同じ語で、これが主語にしたがって変化した形です。
また、japonés は「日本人」という意味ですが、より厳密には「男性の日本人」という意味です。もし女性ならば、japonesa となります。このように、スペイン語では、「男性名詞」と「女性名詞」があります。
スペイン語の「いいえ」は No
Sí の反対で、否定の「いいえ(英語のNo)」は、No です。
綴りは英語と同じですが、英語では「ノー」または「ノウ」と伸ばすことが多いのに比べ、スペイン語では「ノ」と短く発音することが多いです。
発音で若干の違いがあるとはいえ、英語の No とほとんど同じですので、分かりやすいですね。
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