スペイン語は、基本的にローマ字読みで発音しても良いので、日本人にとってはそれほど発音が難しい言語ではありません。
しかし、それでも日本人にとって難しい発音があります。
それは、いわゆる「巻き舌」の発音です。
私も苦労したのですが、スペイン語の巻き舌に苦労するのは、日本人だけではないようですね。
この記事では、スペイン語の「巻き舌」をマスターする方法をご紹介します。
「巻き舌」を使う場面
スペイン語で巻き舌を使うのは、主に rr と書かれる部分や、r でアクセントがついている部分です。
代表的な語に、「犬」を意味する perro があります。
この perro、r が2つ続いていますが、これが1つだけになると「しかし」を意味する pero になり、両方ともよく使う単語ですので、比較しやすいんですね。
「巻き舌」のやり方
「巻き舌」をする際に重要となるのが、舌の位置と、力加減、そして息の使い方です。
まず、舌を上の前歯より少し奥の歯槽堤もしくは硬口蓋と呼ばれる部分に触れるか触れないか、のところに置きます。
そして、舌の力を抜いて、r の音を出す際に、息を強めに吐き出します。すると、舌が小刻みに震えます。
これが、「巻き舌」が発音されるメカニズムとなります。
ただ、これが簡単なようでできない人にとっては結構難しいんですよね。
良い動画を見つけたので、ご紹介します。
「巻き舌」ができないポイント
「巻き舌」ができない理由もあります。
大体、以下に集約されるようです。
・舌の位置が奥過ぎる。
・舌に力が入り過ぎている。
・息を吐きだしていない。
・練習不足。
ここらへんのポイントを念頭に練習してみましょう。