新しい言語を習う際、覚えておきたい表現に「ありがとう」があります。
感謝の意を伝えるのは言語に関わらず大事ですよね。
今回は、スペイン語で「ありがとう」とお礼する言葉を学びましょう。
スペイン語で「ありがとう」は Gracias
スペイン語で「ありがとう」もしくは「ありがとうございます」は、Gracias といいます。
発音は「グラシアス」です。
聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
「どうもありがとうございます」のように、Gracias よりももっと感謝したい場合は、以下のように言います。
Muchas gracias.
どうもありがとうございます。
発音は「ムチャス グラシアス」といった感じでです。
お礼は、人とのコミュニケーションを円滑にしますし、言われた方も言った方も気分よくなるものです。
言い過ぎということはありません(もちろん、程度にもよりますが)ので、どんどん使っていきましょう。
Gracias の使い方・使用例
Gracias は、例えば、以下のように使います。
Jorge: Adiós, Raúl.
Raúl: Adiós, Jorge. Gracias por todo.
この会話は、以下のような内容です。
ホルヘ: さようなら、ラウル。
ラウル: さようなら、ホルヘ。いろいろとありがとう。
この会話で、ラウル(Raúl)は Gracias por todo. と言っています。
Gracias の後の por は「ポル」と発音し、「…について」という意味で、todo は「トド」と発音し、「全てのこと」という意味です。
つまり、Gracias の後の por todo は、「全てのことについて」といった意味です。
なので、Gracias por todo. は、直訳すると「全てのことについてありがとう」という意味になり、これが転じて「色々とありがとう」といった意味になります。
もし、相手からプレゼントをもらって、「プレゼントをありがとう」と言いたい場合は、por を使って以下のようにいいます。
Gracias por el regalo.
el は定冠詞で発音は「エル」、regalo は「プレゼント」という意味で、「レガロ」と発音します。
「どういたしまして」は De nada
それでは、相手から Gracias と言われた場合、「どういたしまして」と答えるにはどうすればいいでしょう。
スペイン語で「どういたしまして」は、De nada. と言います。「デナダ」と発音します。
De nada. は、直訳的には「何でもないよ」といった意味です。「礼には及ばない」って感じですかね。
これが転じて「どういたしまして」という意味の表現なのですね。
他のスペイン語の基本フレーズ・表現も覚えましょう!